マネーツリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:ポール チャップマン、以下「当社」)は、金融サービス提供事業者の金融サービス開発およびデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するための「プロフェッショナルサービス」事業を開始することを本日発表しました。
当社はボーングローバルの日本発Fintechスタートアップ企業として、自社製品およびサービス開発にデザイン思考とアジャイル開発プロセスを取り入れ、金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」ならびに資産管理アプリ「Moneytree」を提供してきました。創業以来、製品やサービス全体のデザイン、金融データプラットフォームのテクノロジー、卓越した技術力のもと、消費者がもつ潜在ニーズを顕在化させるデザイン思考を起点としたサービス開発を実現させてきました。金融データを取り扱うプラットフォームを提供する企業として、いち早くCISO(最高情報セキュリティ責任者)を社内に設置し、データの安全性および機密性の高度化にも努めています。
「プロフェッショナルサービス」は、金融サービス提供事業者との協働のもと本サービスの提供により新たな顧客体験を創出していくものです。当社が保有する知見、各種リソースを基礎として構築されたサービスかつMoneytree LINKの導入をベースとし、金融サービス提供事業者が取り組まれている新たなサービス計画の策定において、設計の初期段階からデザイン思考とアジャイル開発プロセスを提供することで、顧客企業と共にプロセスの変革に向け協働し、サービスのリリース運用を加速させていきます。また、本サービスは当社のプラットフォーム事業およびアプリ事業において蓄積してきた金融データと消費者ニーズへの深い考察と分析力をもつ専門チームが担当します。
新たなサービスを創出する協働での取り組み方として、Act like a Startup(スタートアップのように動く)が、大手金融機関などのプロジェクトチームから高く評価され、これまでに複数のプロジェクトを支援してきた実績を有しています。
プロフェッショナルサービスを開始するにあたり、マネーツリー代表取締役であるポール チャップマンは、「非接触とデジタル経済が拡大する中、金融サービスがもつ付加価値に対して、利用者からの期待は、これまでにないほどに高まっています。利用者ニーズを汲み取り、価値ある金融サービスを提供するには、速やかなマーケットインと、利用者からのフィードバックをもとにした改善のサイクル構築が不可欠です。このようなフローは、スタートアップとして事業を成長させてきた当社の強みであり、それを最大限に活かせるものがプロフェッショナルサービスであると確信しています。顧客企業のイノベーションパートナーとして、ワンチームで協働し、柔軟性と拡張性を持ったユニバーサルなサービス計画からリリース運用までを遂行することで、金融サービスのイノベーションと新たな顧客体験の創出を目指していきます」と述べています。
今後、マネーツリーは、27ヶ国からなる多様性のある人材と文化を背景に、新たなプロフェッショナルサービスを含む3つの事業を展開していきます。金融データを起点とする新たなサービスの展開を支援することで、個人・企業が、自身の金融データを一つのIDで連携できる「金融データエコシステム」の構築を目指しています。
2012年に日本で創業。金融データプラットフォーム「Moneytree LINK®︎」をベースに、個人向け資産管理サービス「Moneytree®︎」および企業向けにデータ連携サービスを提供しています。国内において、金融・会計業界の標準APIとして認知され、人々に信頼されるデータプラットフォームの構築を目指しています。米国セールスフォース・ドットコム、三大メガバンク系ファンド、SBIインベストメント、地域金融機関系ベンチャーキャピタル、フィデリティー・インターナショナルなど海外大手運用会社から出資を受けています。
Moneytree LINKは、2,500以上の銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイント・マイル、証券口座の金融データを集約するAPIを提供しています。マネーツリーのコアバリューはサービスにおける業界最高水準のセキュリティ、プライバシー保護、透明性の実現。Moneytree LINKは金融業界を中心に、新しい価値を提供する中立性の高い金融データプラットフォームとして認知され、現在、みずほ銀行、三井住友銀行、弥生、TKC、地方銀行、信用金庫など95社以上に採用されています。
会社名:マネーツリー株式会社
代表取締役:ポール チャップマン
資本金:1億円(2022年3月末時点)
設立日:2012年4月23日
ウェブサイト:getmoneytree.com
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