マネーツリーの創業メンバーは、オーストラリアおよびアメリカ国籍のため、外資系企業と間違われることも多いのですが、日本で起業している日系企業です。
現在、11カ国籍・33名(6月13日現在)のメンバーで構成されており、多国籍であるという側面は、マネーツリーのプロダクトや働く環境にも大きく影響しています。Moneytreeアプリの利用者と接点の強いプロダクトのデザイン面においては、グローバルなコンテキスト、高い視認性、一貫した親しみがあり安心できる体験の提供を目的に設計されており、セキュリティ面においては、世界基準のプライバシー保護方針(注)を採用しています。
また、マネーツリーでは、新卒から60代までという幅広い年齢層が活躍していることも特徴の一つです。私たちのカルチャーについて、これから3回に分けて紹介していきたいと思います。
(注)マネーツリーの個人情報の考え方については、「あなたの個人情報は大丈夫!?個人情報に関する世の中の流れとマネーツリーの取り組み」をご覧ください。
1回目は、CSR活動についてです。マネーツリーのこのカルチャーはCSR活動にも反映されています。マネーツリーは、LGBTの方々に対して公平な社会を標榜するレインボープライドの活動に敬意を評し、今年の4月29日から5月7日(パレードは5月7日)に開催された東京レインボープライド TOKYO RAINBOW PRIDE(以下「TRP」)へ協賛し、IT業界で働くLGBTQとAllyの集まりで、会社を超えたLGBTQ支援グループNIJITのメンバーと一緒にパレードにも参列しました。
TRPで使用されたマネーツリーのレインボーバナーとレインボーステッカー
ちなみに、このレインボーバナーとステッカーに使われている8色はアメリカ合衆国の美術家のギルバート・ベイカー( Gilbert Baker)が制作したレインボーフラッグに使われているもので、LGBTコミュニティの多様性を示しています。
それぞれの色には下記のような意味があります。ピンク:sexuality(セクシャリティ)
・赤:life(生命)
・橙:healing(癒し)
・黄:sunlight(太陽)
・緑:nature(自然)
・ターコイズ:magic/art(魔術/芸術)
・藍:serenity/harmony(平穏/調和)
・紫:spirit(精神)
(wikipedia:ギルバード・ベイカー ページより)
TRPは、LGBT(性的マイノリティ)の方々が、差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現を目指した団体およびイベントの総称です。TRPは、2013年4月28日に代々木公園から渋谷で開催され、徐々に活動と認知度を上げ、今年の参加者は、約108,000人(パレード5,000人)を超えました。
TRPに参加したマネ―ツリーのメンバーは、弊社のカルチャーについて、次のようにコメントしています。
「マネーツリーは会社としてダイバーシティ(多様性)を深く尊重しています。創業メンバーはダイバーシティの重要性を理解し、当初から会社のカルチャーに組み込む努力をしています。多様なバックグラウンドを持つ人材の採用を実施し、皆が差別なく働ける環境を作ろうとしています。また、採用面に限らず、このカルチャーは、プロダクトにも反映されています。グローバルなメンバーで構成されているからこそ、プライバシーポリシーに対してもグローバル基準の視点を持ってサービスへ反映されているのです。
マネーツリーでは、厳格なプライバシーポリシーを設けていることもその表れです。私がマネーツリーの面接を受けた際に、個人的に抱えている問題もありましたが、人それぞれの多様性を尊重する会社のカルチャーが深く根付いていることを採用プロセスの中で感じたことも、マネーツリーで働きたいと思った要因の一つです。
現在も配慮が足りていない部分に関しては、確認を行い積極的に改善するように行動しています。その活動の一環として、ダイバーシティの重要性を深く意識している企業としての存在をより広く知られるように、今年初めてTRPに参加しました。初めての参加でしたが、500枚のマネーツリーのステッカーがあっという間になくなり、多くの参加者とコミュニケーションをとるきっかけになり、ポジティブな反応を得ることができました。」
マネーツリーでは、さまざまなバックグランドを持つ人材が活躍しやすい社会を支持していくことを目的に、今後もこのような活動を続けていきたいと考えています。